iOSへのUSBカメラ接続試作
2023/1/19 お知らせ
記事内の変換器3の販売を開始します。
一般に、iPhone/iPadにUSBカメラを繋ぐことはできないと言われていますが、変換器を用いてこの接続を実現しました。

仕組み
USBインターフェースを持たないiPhone/iPadにUSBカメラを繋ぐには、コネクタ変換とプロトコル変換が必要です。まず、変換器1でUSBコネクタをLightningコネクタに変換しています。次に、USBカメラで使用されるプロトコルはiOSでは解釈できないので、変換器3でUSBカメラのプロトコルをiOS用のプロトコルに変換しています。また、Lightningでは変換器3を動かすための電力を十分に得られないので、変換器2とモバイルバッテリ―を使い、変換器3に電源を供給しています。

利用方法
各々の変換器やモバイルバッテリは小さく軽いので、上記変換機類を全てポーチに入れられました。このポーチを腰から下げてウェアラブルカメラを使っていただけないかと考えています。なお、変換器の数やサイズを減らせないか、もっと便利に使えるようにならないか試行錯誤の最中で、リリースする際はここで紹介したものとは違う形態になっているかもしれません。


USB Type-C搭載iPadへのUSBカメラ接続
USB Type-C搭載のiPadが出ていますが、USBカメラを挿すだけでは認識できなかったです。ただ、上述したiOS用のプロトコルをUSBで渡すことができ、Lightning以上の電力を得ることもできました。小型省電力改良した変換器3のみでUSBカメラ画像をiPadに表示できました。
